はまちゃん釣り日記Ⅱ

釣りと料理ネタを中心に、日々のどうでもよい内容を気ままに書いています。スマートフォン用の表示画面より過去記事一覧を確認する場合は、ページ最下部からPC版へ表示を変更して頂き、ページの最下部をご覧下さい。

夜釣りでアコウ狙い

9/30(土)〜10/1(日)にかけて、前回、前々回と2連チャンでヒラメをゲットした相島へ夜釣りに行ってきました。前々回にアコウ、マハタが日中に釣れた為、夜に本格的に狙えば釣果がアップするのでは・・・という思いから、今回は少々本気(マジ)モードでの単独釣行です。

新宮漁港から16時40分発の渡船で相島入りし、第1候補の船着き場対岸を見に行きましたが、すでに先客が居た為しばらく待機して様子をみることにしました。朝から釣りをされている場合は、最終便で撤収されるかも・・・と思いましたが、やはり夜釣りをされる模様でしたので、ここは素直に諦めて違う釣り座を探します。



セッティング開始

第2候補、第3候補を確認するも、いずれも先客が居り、良いと思われる場所が空いていません・・。しばらくすると船着き場波止先端の釣り人が撤収した為、とりあえずはそこに入ることにしました。

ロケーション自体は良いのですが、この波止は少し難があります。町営渡船、沖フロートへの渡し船、漁船が往来する航路筋となっており、特に漁船は波止先端から至近距離を通る場合も多い為、道糸を引っ掛けられるリスクが非常に高い・・・。水深により道糸の水入角度がどうなるのか不明ですが、場合によっては道糸沈めを使用しないと釣りにならない可能性もあります。ただ、道糸沈めを使用したとしても、そもそも波止先端方向に向けて竿を並べていると、近くを航行する船にも気を遣わせることにもなる為、のんびり釣りが好きな私にとっては個人的にあまり好きではない場所ですね・・。





対岸

写真では分かりにくいですが、当初釣り座として狙っていた波止付近には、テント持参の釣り人がたくさんいます。地元の方の情報によると、波止カーブ付近にベイトが集まり、それを狙う大型魚も頻繁に入ってくる・・・とのことでした。



日暮れ後の対岸

日が沈み、一気に暗くなりました。同アングルの写真ですが、日暮れ後はこんな感じです。対岸の波止にはかなり明るい常夜灯があるので、ヘッドライトも要らないかもしれませんね。



ケミホタル装着

さーて、とりあえず4本の投げ竿に呑ませ仕掛けをセッティングして、穂先にはケミホタルを装着しました。サビキ釣りで釣れた小アジを背掛けにしてチョイ投げです。なにかしらの大物が掛かっても竿が持っていかれないように、リールのドラグは緩めておきました。

ある程度の水深がある為、波止先端から沖方向へ30〜40m投げても道糸にかなりの角度がついています。糸が入水しているポイントは仕掛け投入直後は沖ですが、すぐに手前に移動してくる感じで、この様子であれば道糸沈めを使用せずとも航行する船に道糸を引っ掛けられることは無いと思います。ただし、あくまでチョイ投げしかできません。



プチ宴会

腹が減っては戦は出来ず。まずは腹ごしらえをします。ビールが美味いですねー。ちなみに、バッテラ寿司は私の大好物で、夜戦には唐揚げと並んでかなり高い頻度で持参します(笑)。



クロさん

どこからともなく、真っ黒いネコがやってきました。コイツが後々寒さをしのぐ為のカイロ役になってくれるとは、この時点では知る由もありません…。


さて、サビキ釣りでエサの小アジを確保しようとしましたが、嬉しい誤算が!

小アジ…ではなく、25cm〜30cm近いサイズのアジがサビキ仕掛けに食ってきました。途中で30cm超のサバも回遊してきた為、超忙しくなってきました。スカリにグッドサイズのアジとサバを放り込み、すぐさま打ち返しをします。

アホみたいにアタリがあり非常に楽しかったのですが、デカアジの時合いは短く、すぐに中途半端なサイズしか食ってこなくなりました。


「ジィィッ!!」

アジを背掛けにして放り込んでいた竿先のケミホタルが激しく揺れ、リールのドラグ音が鳴りました。しばらく様子を見てから竿を手に取って訊きアワセを行うと、なるほど何かが食っています。竿を煽ってアワセを入れようとしましたが、なんと根掛かり!!

根が荒い場所なので、ヒット後の根掛かりは想定内です。ここで変に竿をしゃくりすぎると折角掛かった獲物をバラシてしまう可能性が大きいため、道糸を手で持ち、ゆっくりと引っ張っていきます。すると、捨て糸とオモリの連結部分、又は捨て糸と三又サルカンとの結合部分で上手い具合に糸が切れてくれ、根掛かりが外れます。あとは難なく取込みをして1匹目を逮捕です。

釣れた直後の写真はありませんが、21時頃に40cm強のアコウをゲットすることができました。やはり呑ませ釣りはドキドキ感が半端なく、本当に楽しいですね〜。


エサの活きアジの様子を30分毎にチェックし、死んでしまっている場合は交換して打ち返しをしていると・・・・・。


「ジジッ!!」

今度は別の竿にアタリが出ました。・・・が、またしても根掛かりです。1回目と同じ要領で慎重にやりとりを実施して・・・・。

23:30 アコウ2匹目

2匹目を逮捕です。コイツは少しサイズダウンで、40cm弱の個体でした。これで煮付けと刺身がイケますね。




網かごチェック

釣り開始時に、釣れたアジを2枚に開いて網かご内に入れて海中に沈めていましたが、ある程度時間が経過して獲物が入っていないか気になったので、一旦回収して様子を見てみました。

ゴンズイだらけ・・・・・。



釣り座後方

町営渡船「しんぐう」が翌日の始発に備え、静かに眠っているようにも見えます。波止の付け根付近は常夜灯がある為、このようにかなり明るくなっています。日付が変わった1:00頃までサビキ仕掛けでアジ、サバを狙いつつ、本命の呑ませ釣りでアコウを狙いましたが、だんだんと睡魔が襲ってきた為、持参した簡易テントで寝ることにしました。

黒猫のクロさんもテント内に入って来て、私より一足先に就寝・・・。ライフジャケットの上で丸くなって寝息をたてていました。かなり冷え込んできた為、ウインドブレーカーの上下を着込んで武装しますが、どんどん気温が下がってきて寒くてたまりません。ヤバイ・・・寒い・・眠いけど寒くて眠れない・・・と、その時、クロさんが私のお腹の上に乗っかってきました。おお・・・カイロのように暖かい・・・・。クロさんを抱きしめて、なんとか眠りにつくことができました。

もうすでに亡くなりましたが、3年程前まで猫を飼っていました。冬場はいつも私の布団の上で丸くなって寝ていましたので、なんだか妙に懐かしく、ほっこりした感じがしました。・・・が、クロさんの息は、ほんの少し臭かった・・・。



朝焼け

4:00頃、もの凄いドラグ音がしてハッと起きましたが、何も獲物は掛かっておらずでした。エサのアジは瀕死状態で、何かに噛まれたような跡がありましたが・・・さて、何奴の仕業だったのでしょうか?

再びテント内でクロさんを抱いて爆睡・・・。5:00頃に起床し、釣りを再開します。写真の朝焼けは6:30頃だったでしょうか、なかなかキレイですね〜。


9:06 アコウ3匹目

9時過ぎにアコウ3匹目を逮捕です。コイツも2匹目と同じサイズで40cm弱でした。正式にはキジハタと呼ばれるこの魚、特に関西では幻の高級魚なんて言われております。たしかに、刺身、煮付け、鍋物、焼き、どうやって食っても超美味い魚なので、釣れると正直うれしいですね。



11:55 オニオコゼ撃沈

アタリらしいアタリは皆無でした。エサチェックの為に竿を手に取ると食っていた・・・という感じで、当然のように根掛かりしていました。捨て糸部分で上手く糸を切って、ゆっくりと取込みをしました。

腹が異様にデカく、体長はゆうに30cmを超えています。コイツの背びれにある毒棘に触れてしまうと、あっという間に触れた部分が腫れ、激痛で戦闘不能になってしまいます。喉の奥深くに針を飲み込んでいた為、無理はせずにハリスを切断し、背びれはハサミでカットしました。メゴチバサミでオコゼを掴み、スカリの中へドボンと投入。

小さなオニオコゼは鮮魚店でもよく見かけますが、これ程デカいヤツを見たのも釣ったのも初めてです。



根魚釣果

アコウ40cm級が3匹、メバル25cm、オニオコゼ30cmオーバー、他に25cm〜30cmクラスのアジが10匹程、デカいサバが約10匹、小アジは呑ませの餌で使用した以外は全てリリースしました。


2日目の10時頃に嫁さん、娘っ子、ママ友&子供たち、総勢9名が渡船で相島へやってきました。ワイワイガヤガヤと一気に賑やかになり、投げ釣りは放置状態・・・。釣りをやったことがない子が大半だった為、まずはサビキ釣りを教えてあげました。次々と釣れる小鯵、メバルに子供たちは大はしゃぎでした。

最後は、呑ませ投げ仕掛けに1m以上ありそうな超巨大なホタテウミヘビが掛かり、ブッコ抜いて終了。ギャラリーは「キャーー、凄いー、キモイーっ、怖いーっ!」と、これまた大騒ぎでした。




クーラーボックスはパンパンで、かなりの重量でした。やっぱり釣れると夜釣りも楽しいですね〜。次回は、家族でなんちゃって夜釣りに行こうと計画しています。





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