8月某日、大阪から福岡へ遊びに来ていた義妹家族と一緒にチョイ釣りに行ってきました。日中は熱中症のリスクがあるので(そもそも日中は釣れないので)、涼しい早朝のみの釣行としました。
前日は少し飲み過ぎた為、スマホアラームをセットしていたものの起床できずに二度寝してしまいました。当初は4時半に出発予定でしたが大幅に遅延・・・。6時過ぎに自宅を出ることになってしまいましたが、果たして釣れるのか・・。
船越漁港
いつもの船越漁港ですが、釣り人はまばらでした。朝7時過ぎですが、すでに気温は30℃近いのではないか?という位に暑いです。水分をこまめに補給し、首や脇に凍らせたペットボトルをあてて熱中症対策をします。この時期、つばの広い帽子は必需品ですね。
港内
海を見ると、何かが水面でクルクル泳いでいます。
水面の様子
カタクチイワシの幼魚でした。お盆を過ぎた頃に時々見る光景ですが、これ程の大量のイワシが水面でクルクルと回っている姿を見るのは初めてです。
乱舞
カタクチイワシのクルクル回転については、水温の上昇か酸素量の減少が原因だろうと適当なことを思っていましたが、気になったのでネットで調べてみると、ガラクトソマムという寄生虫が原因とのことでした。体調は1ミリにも満たない位で、最終の寄生先はウミネコです。カタクチイワシに寄生したガラクトソマムが神経を圧迫する為にクルクルと水面を回るようになるらしく、そうなることでウミネコに捕食しやすくなります。捕食されると、この寄生虫は最終の宿主にたどり着くことができた・・・という訳です。詳しくは知りませんが、ウミネコの体内で産卵?⇒糞を何かが食べる?⇒カタクチイワシ⇒ウミネコ・・??みたいなルートだと思います。
ちなみに、このガラクトソマムという寄生虫ですが、人間には無害と書いてありました。ホッ・・。
釣りの方はというと、仕掛けの殆どを自宅に忘れてくるという大失態を犯し、ウキ無しサビキ釣りしかできず。釣果はヒイラギとサッパが少々というなんともショボい結果になってしまいましたが、それでも子供達は非常に楽しかった様子でしたので良かったと思います。ちなみに、嫁の逆鱗に触れたことは言うまでもありません・・。
クルクル水面を回っていたカタクチイワシを甥っ子が網ですくってくれていましたので、天ぷらのタネは確保できました。計150匹程はすくっていたと思います。
あまりに暑いので9時前には釣りをやめて帰路につきました。途中、産直市場へ立ち寄って適当な魚を購入し、刺身にして食ってやりました。
今宵の宴
この後は、天ぷら三昧でしたが、さすがに食いきれずでした。
次はまともな釣り内容を投稿したいと思います。