11月16日、17日と長崎県は上五島に遠征してきました。今回ご一緒させて頂くのは、広島の赤い彗星こと「少佐さん」とその愉快な仲間たちです。少佐さんとは、かれこれ5年ぶりの竿出しになります。
少佐さんとの最終釣行はこちら
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11/15(金)、仕事を終えて帰宅後にマッハでシャワーを浴びて晩飯を食べ、手ぶらで車に乗り込みます。予め頼んであった少佐さんのイシダイ用のエサ(ガンガゼとサザエ)と自身で使用するホンムシを受け取りに行く為ですが、渋滞の為に大幅に時間ロス…。最初からツキがないです。
出発前のミッションを完了させ一旦自宅に戻り、今度は釣り道具を持ってタクシーで博多港へ向かいます。かなりの荷物でしたが、自宅から2(ツー)メーターほどの距離なので、自家用車で駐車場に入れた場合の料金を考えるとタクシーのほうが圧倒的にお得です。
22時半頃にビビッとニュータイプしか分からない信号を受信したかと思うと同時に、颯爽と現れたのは赤い彗星の異名を持つ呉の暴れん坊「少佐さん」でした。(ガンダムネタですいません)。広島から遠路お疲れ様です。初対面のMさん、Sさんに挨拶を済ませて積荷を車から下ろしていきます。
荷物
車から荷物を下ろし、フェリーのコンテナに積む荷物と船内に持ち込む荷物を分けていきます。基本、ロッドケースと貴重品意外はコンテナ行きなのですが、それにしても凄い数です。
23時45分に博多港を出船し、小値賀(おじか)に到着するのは翌朝4時40分ですので約5時間の船旅となります。小値賀には渡船「好洋丸」が迎えに来てくれ、そこから磯へ渡してくれる予定です。
定刻通りにフェリーは小値賀に到着し、待機していた好洋丸へ荷物を積み込んでいきます。大量の荷物を船内に運び入れるのがこれまた大変でしたが、皆で協力しあって難なくクリアしました。
真っ暗な中、磯を目指して好洋丸が出船しました。さて、どんな磯なのか…。
丹瀬
明るくなってからの写真です。海上から撮影しておらずの為、全体像が分かりにくいと思いますが、丹瀬という磯です。磯の表側と裏側に2名ずつ分かれて上がります。私は少佐さんとペア。
天候や潮の状況が良くないと上がれない一級磯に上がらせてもらうことができました。磯に上がるのは初めてなのですが、(少し大袈裟ですが)かなり運が良くないと上がれない磯に初回から上がること事ができて本当にラッキーでした。
タックル準備
夜が明けてからタックルを準備していきます。今回は赤サーフ3本をメインに使用し、仕掛けを変えることで狙う魚も変えていく作戦です。狙うターゲットは、ハタ系の根魚、ハマチ等の青物、そして磯の王者イシダイ(イシガキダイでも可)です。夜は磯竿3号を使用したカゴ仕掛けでイサキを狙う算段ですが、果たして上手くいくのか…。
7時少し前、竿先にいきなり強烈なアタリが出たかと思うと…。
「ガシャーン!」
イカ短冊をエサに右方向に投げていた竿がぶっ飛びました。尻手ロープで固定してある為、竿が海に落ちることはありませんが、やはりドキッとします。
なかなかの力強い引きです。果たして何奴か?
アカハタ
根をかわし、上がってきたのは良型のアカハタでした。50cmはあるんじゃないかと思いましたが、計測すると43cm程でした。ただ、体高があり丸々と太っていましたので、実際よりもかなり大きく見えました。
7時半頃に再度の大アタリ!
アカハタ
またまたアカハタでした。先程より少し小ぶりですが、刺身サイズが釣れました。
なかなか根が荒い場所なので、根掛かりが半端ありません。ただ、殆どが上手く捨て糸部分で切れてくれていた為、オモリのロストだけで済むケースが多かったですが、なかなか難儀させられます。
竿先にチョコチョコと前アタリが出ましたのでしばらく様子を見ていると、穂先が押さえこまれました。
「ガッシャーン!!」
竿尻が上がったと思ったら、竿がぶっ飛びました。
サザエをエサにしたワイヤーハリス仕掛けに何かが食ってきた模様ですが、本名イシダイか?
竿を手に取ってやり取りを開始。かなりのパワーですが、少しずつ上がってきました。果たして……。
イラ
通称ハトポッポ、イラが釣れました。思わずガッカリ(笑)。針を外してリリースしました。
ガッシャーン!
イラ
写真では分かりづらいですが、かなりデカイです。コブダイほどのパワーはありませんが、それでもなかなかの力強い引きで「ひょっとしたら…」と淡い期待を持たせてくれます。
昼前に1匹アカハタを追加してからは、アタリらしいアタリが全く出なくなりました。しばらくすると満ち潮が込んできて、あっという間に川のような激流になってしまいました。流れが早すぎて釣りにならない為、磯に潮が当たってできる淀みがある場所へ投げ込むポイントを変えてイシダイを狙いましたが、釣れるのはイラばかり…。
15時半頃から川のように流れていた潮が緩んできました。朝一でアカハタが釣れたポイントへ仕掛けを投げ込みますが、不思議と全くアタリはありませんでした。
17時に渡船が迎えに来て磯変わりを実施しました。次の磯では4人で夜釣りの予定です。果たして釣れるか…。
長くなってきましたので、この辺で。続きは後半で(笑)。