はまちゃん釣り日記Ⅱ

釣りと料理ネタを中心に、日々のどうでもよい内容を気ままに書いています。スマートフォン用の表示画面より過去記事一覧を確認する場合は、ページ最下部からPC版へ表示を変更して頂き、ページの最下部をご覧下さい。

五島列島へ遠征 後半

前回の続きです。

 

17時に渡船「好洋丸」さんが迎えに来て下さり、磯変わりを実施しました。

 

 

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午前中の磯と比べると足場は良く、(イシダイを狙うなら)潮が満ちてきても4人で並んで竿出しが可能です。ただ、夜はカゴ仕掛けのウキ流しをする為、4人がいっせいに仕掛けを投げるのはチト難しいか。今回は少佐さんと交代で仕掛けを投げて釣りをすることにしました。

 

恥ずかしながら、カゴ釣りは全くしたことが無い為に少佐さんからレクチャーを受けて(カゴもお借りして)釣りを開始します。

 

潮の流れはイマイチですが、少佐さんは良型のイサキをゲットされています。さすがです。Sさんはキビナゴを使用した、いわゆるスルスルスルルー釣法でカイワリ?らしき魚を釣り上げ、Mさんは良型のグレをゲット。釣れていないのは私だけ…。まっ、夜は長いので気長にいこうか…と思って仕掛けを投げ込むと…。

 

「パチン!」

 

ガイドに道糸が絡んでいたのか、道糸が切れてウキから先が飛んでいってしまいました。ついてないですが、これも実力か。気を取り直し、予備のウキを使用し、仕掛けを作り直しました。カゴは再び少佐さんからお借りしましたので、同じヘマはできません。

 

「メシでも食いますか!」

今回の食事担当はMさんです。晩飯のメニューは、なんと焼肉!磯の上で焼肉が食えるとは、なんとも贅沢な感じですね〜。

 

晩飯

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さて、肉ですが、話を聞くとわざわざ(美味いと評判の)肉屋で厚みや大きさをオーダーしカットしてもらったモノらしく、Mさんが心を込めて焼き上げるタン、カルビ、ハラミ、センマイ等々、本当に美味かったです(笑)。又、肉屋の特製タレも絶品で白メシも美味かったので、思わずおかわりをしてしまいました。Mさん、ありがとうございました!

 

 

 

ヌタウナギ

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足下に投げ入れていた竿に反応が出ました。アタリが小さい為小物だろうと巻き上げると、なんとヌタウナギ…。エイリアンみたいで気持ち悪いですし、大量の粘液をだすのでかなりの厄介者です。後方から「粘液をローションにして◯◯◯を××××したら〜」なんて感じの卑猥な言葉が聞こえてきましたので思わず笑ってしまいました。

 

 

晩飯の後カゴ釣りを再開し、しばらくカゴを流してアタリを待っていましたが、全く釣れず…。何回目かの流し中、ウキが止まって流れなくなりました。これはもしや…。軽く煽ってみると、予想した通り針が根掛かりした模様です。ウキ止めがズレてタナが深くなりすぎていたのか、なんとも情けない。ハリス部分で切れてくれると思って道糸をたぐると、運悪く天秤部分から切れてしまいました。これでウキが無くなり、なによりもお借りしたカゴを2個もロストする結果になってしまいました。少佐さんに申し訳ない気持ちで、ここで気持ちが萎えてしまいました。寝不足だったこともあり、夜明けまで寝ることにしました。せっかく五島まで来たのになんともヘボい…。

 

「Z z z z…」

 

寒さで何度か目が覚めましたが、結局硬い磯の上で翌朝まで爆睡しました。よろけた時に手の付き方が悪かったのか、変な姿勢で寝ていたからなのか、起きると左腕が麻痺しており、特に肘から先の感覚が殆ど無い状態でした。痛みは無かった為、とりあえず腕に負荷がかからないようにまっすぐの姿勢になり、マッサージを開始します。幸い、1時間位して徐々に感覚が戻ってきました。ただ、帰宅後一週間が経過した今も手首から先が少し痺れており、感覚が鈍い状態なので、改善しない場合は病院に行ったほうが良さそうです…。

 

翌朝

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翌朝6時半、好洋丸に乗り込んだMさん、Sさんは再度の瀬変わりをされ、残った少佐さんと共にイシダイを狙います。11時半頃に迎えの渡船が来るため、あと5時間で結果を出さないといけません。

 

3本の赤サーフを投入し、ワイヤーハリスにエサは全てサザエにチェンジ。なんとか1匹イシダイを釣り上げたいところですが、果たして食ってくるか。

 

「ガシャーン!」

竿がぶっ飛びました。尻手ロープの長さを上手く調整できていなかったので竿が三脚を飛び超えてリールが岩に激突しています。たまたま竿から離れた場所にいたため、少佐さんが慌てて竿を手に取ってアワセを入れてくれましたので、上手くハリ掛かりした様子です。

 

「コイツはイシ系かもしれませんよ!」

 

少佐さんの声に期待が高まります。竿を渡してもらい、戦闘開始です。なかなかの引き…ですが、なんとリールが上手く巻けません!どうやら先程の衝撃でリールの何処かにダメージを食らったみたいです。ドラグノブを緩めると巻けるのですが、締めた状態ではかなりの力を入れないと巻けません。こうなったらヤケクソです、リールが壊れても構いませんので、フルパワーでハンドルを回して魚を寄せてくることにしました。さて、念願のイシダイか!?

 

イラ

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「なんでやねん!!又もお前か!」

「キィィィー!」

悔しいですが、通称ハトポッポ、イラでした。多分イシダイかイシガキダイと思っていただけに、ピンクの魚体が見えた時には本当にがっかりしました。

 

 

イラ

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別の竿にも激アタリが出ましたが、こちらもイラ。イラの呪いかと思うほど釣れてくるのはコイツらばかりです。しかもデカイ奴ばかりです(笑)。

 

この後、アタリが遠のき10時半にストップフィッシング。残念ながらイシダイを釣ることはできませんでした。しかしながら、初めて磯に上がり貴重な経験ができましたので、大変有意義な時間を過ごせたと思います。機会があれば今度は準備をしっかり実施して再びこの地を訪れて、磯の王者を釣り上げたいですね。

 

少佐さんの釣果

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イシダイこそ釣れませんでしたが、良型のグレ、イサキ、アカハタ、他なかなかの釣果です。私が寝ている間にコツコツと釣果を伸ばしていましたので、さすがですね。釣りにかける執念みたいなものを感じました(笑)。

 

 

私の釣果
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それにしてもなんともショボイ釣果。泣きそうになりますね…。

 


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さらば!上五島!

まずは近場の磯で腕を磨き、必ずや(次回はいつ来れるか分かりませんが)リベンジしたいと思います。

 

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