長崎の船釣りでの獲物、「イラ」は西京焼き、フライにして食べました。引きが強いので釣るには楽しい「イラ」ですが、釣れても外道としてリリースされる方が多いのが実情ではないでしょうか。
今回、フライ、西京焼きは共に捌いて(冷凍庫、冷蔵庫に保存してから)1週間後に食べましたが、かなり美味かったです。
イラ
見た目は決して美味そうな魚ではありません。ヌルっとしている体と熱帯魚のようなカラフルな色合いの為、食べてもイマイチと思いがちになりますね。
下処理終了
7匹のイラの頭とウロコ、内臓を取ったものです。全く臭みはありません。
西京味噌漬け
西京味噌にみりんを混ぜたものに3枚に下ろしたイラを漬け込みます。冷蔵でも2週間はなんとか(美味しく)食べられると思います。
切り身パック
こちらは3枚に下ろした後、背身と腹身に切り分けたものをジップ付きポリ袋に入れて冷凍庫で保存したものです。血合い骨もありませんので、解凍後は適当に切り分けてソテーやフライに使用できます。
フライ
少し見た目は悪いですが、魚フライが完成しました。塩コショウをした切り身に小麦粉、卵、パン粉を付けて油で揚げました。
外側はサクッと、内側の身はホクホクもっちりでかなりのレベルの高さです。ここ最近食べた魚フライの中ではダントツで一番美味い!
西京焼き
少し焦げてしまいましたが、こちらもかなりレベルが高い一品となりました。メチャ美味いです!
水っぽい、磯臭いという先入観から、食べたことがないのに不味いと決めつけている方が多いのではないか…と思いますが、はっきり言って美味い魚です。今回は刺身では食べませんでしたが、釣れたては刺身で食べても美味いと思います。火を通すと抜群に美味くなりますので、やはりフライが最高ですね。
ただ、あまりに大量に釣れても処理が大変ですね。
イラは要らん魚と思っていましたが、次から釣れたら持ち帰って食べてやろうと思います。