6/5(土)の夕方から翌日6/6(日)にかけて、家族で(初めて)沼島へ夜釣りに行ってきました。
さて、沼島ですが淡路島の南4.6kmに浮かぶ島で、周囲は約9.5km。南淡路市の土生漁港から定期船が出ております。
今回は、いわば下見的な目的での釣行ですが、投げ竿は封印し、サビキ釣りメインでやってみようと思います。
土生漁港
約10年振りに土生漁港にやってきました。今は亡き義父と一緒に投げ釣りをしたことがありますが、当時の釣果や天候、その他殆どのことが記憶から欠落しています。かなり巨大なテトラポッドがあったのは鮮明に覚えていますが、他は全く覚えていません。
フェリーターミナル
沼島行きの定期船ターミナルです。こじんまりしていますが、なかなか綺麗な建物でした。
駐車場
駐車30分は無料、一日の料金は500円。なかなかリーズナブルですね。
沼島地図
沼島の地図が壁面に貼ってありました。初めて行く沼島ですが、期待値マックスで、かなり楽しみです。
ターミナル内
ターミナル内の写真です。自動券売機は無く、窓口でチケットを購入しました。
渡船
13時50分発の定期船で沼島を目指します。
沼島着
乗船したと思ったら、あっという間に沼島に到着しました。わずか10分の船旅?ですので、寝る間もありません(笑)。
娘っ子も随分と大きくなりました。少し前までバブバブの赤ちゃんだったのに、今では嫁さんの服を着ても違和感がありません。
赤灯台
船着場からほど近い赤灯台を覗いてみました。釣り人は波止の先端に2名いましたので、挨拶をしてから迷惑にならない後方で釣りをすることにしました。
ネコ
寄り目のネコがやってきました。毛並みや色艶は良く、飼い猫かと思いましたが、警戒心が異常に強いところをみると、やはりノラでしょうか。
ネコがいることが分かると娘のテンションは爆上がりになりました。
釣りスタート
しばらくすると、先客が帰られましたので、空いた波止先端で釣りをすることにしました。なんだかんだで15時過ぎに釣り開始となりました。
いつものボロテントを設営し、準備万端。
コブ狙い
投げ竿は重くなりますし、荷物も嵩張るので持参しませんでした。本日はオルルド釣具の安価な汎用ロッドで色々やってみる予定です。
まっ、あれこれと手を出して上手くいった試しがありませんので、サビキ竿だけでも良かったのかもしれませんが…。
とりあえず胴付きの太仕掛けでコブ鯛を狙います。パラパラとハンマーで砕いたアサリを撒いていき、付けエサはバナメイエビとしました。万が一の激アタリに備えて尻手ロープを使用しました。果たして、ビッグなコブちゃんは食ってくるのか…。
焼肉
餌取りのアタリはガンガン出ますが、肝心のコブ野郎からのシグナルは皆無。
腹が減ったので肉を焼いて食べることにしました。
市販の焼肉のタレに(コストコでいつも買う)ヨシダソースを混ぜてオリジナルのタレ?を作りました。コイツがなかなか美味い!
乾杯!
ビールで乾杯。泊まりの為、少し位ならアルコールを摂取しても問題はありません。少し位なら…(笑)。
焼肉
釣り場での食事はホントに美味く感じます。追加で牛肉を焼いていき、マッハで食べていきます。イヤ〜、ホンマに美味いです。
写真はありませんが、最後は鶏モモ肉を2枚分を切り分けて焼き、これまた塩コショウと醤油だけのシンプルな味付けながら激ウマでした。
アタリ無し
だんだんと夕方チックになってきました。コブ鯛といってもベラの仲間なので、夜は眠ると思われます。なんとか日没までにコブ鯛の強烈なアタリを味わいたいですが、どのみちリリースする予定ですので、まぁ釣れなくてもエエか…。
スズメダイ
さて、サビキ釣りの方は残念ながらスズメダイの猛攻を受けており、3連4連とすずなりになって釣れてきます。リリースすると鳶(トビ)と青鷺(アオサギ)がすごい勢いで飛んできて、魚を獲るのに必死の模様でした。
対岸の波止
目の前の良さげな波止は渡船でしか渡ることができません。よくYouTubeで巨大なコブ鯛を釣り上げる映像がアップされていますが、渡船もなかなかの運賃ですので個人的には安上がりな地続きの波止で十分かと思いました。
アジ
19時前にやっとアジが釣れました。サイズは17、8cm程でしょうか。体高があり、丸々としていますので食べても美味そうです(笑)。
夕焼け
アジが釣れ始めた19時過ぎの(西側の)写真です。夕焼けが綺麗ですね〜。
19時15分頃
イヤ〜、なんとも言えない美しさです。久しぶりにため息が出るような幻想的な夕焼けを見ることができました。
対岸の淡路島が、なんだか神がかって見えます。
日没後
日没直後にパラパラとアジが数匹釣れましたが、あとはノーシグナル。
いつもならなんとか釣りたい一心で、あれやこれやするのですが、今回は下見ということもあり、又、仕事の疲れもありましたので早々に釣りをやめて寝ることにしました。
アルポット
夜食にラーメンを食べようと思い、アルポットでお湯を沸かすことにしました。強風でも全く影響を受けない構造と、燃料用アルコールも安価であること、又軽量でコンパクトな割にかなりの容量があることが最大の魅力でしょうか。
生米からホカホカご飯を炊けるので、機会があればコイツで炊き込みご飯を作ってやろうと思います。
ラーメン
なんだかんだ言っても、個人的には日清のカップヌードルが一番美味いと思っています(笑)。
焼きそば
なんと嫁さんがソースの袋を海に落とすという、あってはならないことをやらかしましたので、味付けは焼肉のタレと塩コショウで実施しました。
味は……。
「意外に美味い!!」
予想に反して、かなりの美味!
アジ
バッカンの中のアジはこんな感じです。福岡の相島を思い出します。
アジのサイズが中途半端にデカイので、飲ませ釣りのエサとしては使わずじまいでした。
この後、最近寝不足気味だったこともあり、21時過ぎ早々にテントに入って就寝。途中で雨が降り出し、風も少し強くなりましたが、幸いテント内の浸水には至りませんでした。
3時過ぎに起床し、サビキ釣りをしながら別竿の天秤仕掛けを投げ込んでみましたが、根掛かりのオンパレード。かなり根が荒いため、胴付き仕掛けで軽めのオモリでないと投げ釣りはキツい状況です。
翌朝
少しサイズダウンしたアジが釣れましたので、鼻掛けにして(飲ませの胴付き仕掛けで)放り込んでみました。
いかにも釣れそうですが、結果はアタリ無し。
サビキマスター(自称)
自称サビキマスターの嫁さんも頑張りますが、アジは4時頃に数匹釣れただけで後は全くアタリも出ませんでした。
撤収〜
当初は8時半の船で帰るつもりでしたが、これ以上ねばっても釣果は出ないと判断し、7時25分発の定期船で土生漁港に戻ることにしました。
さらば!
片付け完了!
アミエビのカスや、虫エサの切れ端等は綺麗に流し、波止のゴミを拾って釣り場を後にしました。
しまちどり号
行きは「しまかぜ号」、帰りは「しまちどり号」でした。
船内
釣果
今回はなんともショボい釣果ですが、なかなかのポテンシャルを秘めた釣り場だと思いますので、次回釣行する機会があれば、なんとかマシな釣果を出したいですね。
アジフライ
釣れたアジは全てフライにしました。外れなしに美味かったです。
次回は(再び)淡路島にキス釣りに行く予定です。
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