前回の続きです。
まさかの3部構成!?ナメてんのか!
…と思われた方も多いと思いますが…。
オッサン一人バーベキュー?で鶏モモ肉焼き(オイスターソース風味)と鶏釜飯をたらふく食べ、ビールを2缶飲んでご満悦な状況とは裏腹に、肝心の釣りはイマイチどころか全くアタリも出ません…。
アタリ無し…
辺りはかなり暗かったのですが、スマホのナイトモード撮影機能は素晴らしくレベルが高いですね〜。なかなか綺麗に写真撮影が出来ました。
隣の親子3人は楽しそうにバーベキューをしております。一人寂しく?プチソロ釣りキャンプを実行中のオッサンを見て(全く釣れていない)、憐れみを感じているような気がしますので、ここは一発大物を釣り上げて名誉挽回といきたいところです。
「ピクピク!」
「ピコンピコン!!」
竿先が大きく揺れ、ケミホタルの光がエエ感じで動きます。
「やっと何かが食ったな…ニヤリ。」
しばらく待って合わせを入れるとかなりの重みです。ラインに伝わる魚信より、魚は確実に付いていますので、ひょとしたらかなりの大物か!?
「オイオイオイ!やってしもたんと違うか?」
「重たいだけのこの感じ、巨大な根魚か?」
かなりの重量です。波止際にはテトラがあるのでコイツを波止へブリ上げるのは無理。手前まで寄せてテトラに下りてタモ網でキャッチするしかありません。
隣の家族連れの視線を感じます。カッコ良いところを見せてやりたいですね〜。
ヘッドライトの光りを頼りに暗いテトラを波打ち際まで下りていきます。普通のテトラとは形状が違うタイプの為、足を滑らせやすくなっていますので注意が必要です。
慎重に寄せて…タモを伸ばして…。なかなかの重量のため、上手くいきません。気持ちに焦りが出て足がもつれ、危うく転落しそうになったのでタモ網の使用は諦めてテトラ際から抜きあげることにしました。
「フンっーー!!」
「フンっー……!?」
「アレ?」
なんと天秤部分に大量の海藻がまとわり付き、上鉤と下鉤にはそれぞれショウサイフグの中途半端なサイズが食っていました。
「オイオイオイオイ〜!!」
流れ藻が絡まっているとは全く考えもしていませんでしたので、てっきり大物が掛かっているものとばかり思っていました。
家族連れの男性「何が釣れたんですか〜?」
私「フ……フ… グ…です」
家族連れの男性「えっ?何て言われました〜?」
私「フ……グ……(泣)」
イヤ〜なかなかのカッコ悪いところを見られてしまいました。まさかの海藻ダンゴとフグとは…。
この後、家族連れは撤収されオッサン一人の時間が流れます。あまりに釣れないのでテントに入って寝ることにしました。
予想はしていたものの、かなりの寒さです。寝袋を持参すれば良かったと後悔しますが、仕方ありません、耐えて寝るしかありません。
アルポット
23時半頃の写真です。
あまりに寒いので、温かいものを腹に入れで暖まろうと考え、アルポットでお湯を沸かすことにしました。
セット完了。風の影響をほぼ受けないので、爆風時でも(安定、安心して)お湯を沸かすことができます。
どん兵衛
今宵はどん兵衛をチョイス。定番ですが、外れ無しに美味いやつです。
沸騰
ボコボコとお湯が沸きました。沸騰までなかなかのスピードです。
完成〜♪
どん兵衛完成!
寒かったので汁まで飲み干してしまいました。幾分暖かくなりましたので、この後はテント内で爆睡し夢の世界へ…。
翌朝
翌朝5時の写真です。真っ直ぐ遠投すると確実に流れ藻の餌食になる為、右寄り2時方向にキャストして様子を見ることにしました。
テント撤収
テント類は片付け、ダイソーの700円ゴム?バックへ入れていきます。このバック、かなり使えるヤツですので重宝しています。
「クイッ!」
竿先が引き込まれました。このアタリはヤツの可能性が高いですね…。
果たして本命か?
竿を手に取り訊き合わせをすると、なるほど何奴かが付いている模様です。
合わせを入れてリーリング開始。少し小さいですが、多分カレイちゃんでしょう。いや、違うか…。
カレイであってくれ〜!
「おおっ!」
やっと…
なんとか釣れました。サイズは30cmジャストでした。
この後、ゼミの合宿で近くに宿泊していると言う(メガネでアニメ好きそうな)女子大生が一人やってきて、1時間程話をしました。ご実家の話、東京での一人暮らしの話、釣りの話、色々な話ができてなかなか楽しかったです。
「メチャクチャ若く見えますね!」
お世辞でも嬉しい言葉をいただき、オッサンはご機嫌で淡路島を後にしました。
釣果はショボいですが、なかなか楽しく釣りキャンプができましたので、個人的には大満足です。
次は船釣りでアジ、サバ、マダイを狙いに行きます!
3部構成で結果はコレかいっ!エエかげんにせぇよ、ワレー!!と思われた方はポチり願います。