前回の続きです。
投げ釣り開始から1時間チョイ経過しましたが、全くアタリがありません。
今回の場所での投げ釣りに関して、事前にネットから情報収集を試みはしていましたが、いかんせん殆ど情報が無く、釣りモノや、その他底状況等、全く把握ができていませんでした。
実際に仕掛けを投げ込んでみると、かなりの水深があることが分かりました。海底は岩礁帯に所々泥砂地がある感じで、波止先端に向かってかなりのかけ上がりがある模様です。
不用意に仕掛けをサビくと高確率で根掛かりし、かけ上がりには岩礁帯にプラスして海藻がたくさん生えていると思われる為、仕掛け回収時には高速で巻き上げてオモリを浮かさなければ根掛かり必至です。
「なんでやねん!また根掛かりかいな…。」
私の超苦手とする釣り場状況ですので、だんだんと戦闘意欲が低下してきます。
19:30アタリ無し
辺りは真っ暗になりましたが、スマホのナイトモード撮影機能のおかげでキレイな写真が撮れました。
仕掛けをサビくと根掛かりしますし、仕掛け放置するとほぼ100%海毛虫かヒトデが食ってくるので難儀します。
サビキでは肝心のアジが釣れず、飲ませ釣りのエサ調達も出来ずに時間だけが経過していきます。
「キィィィー!!」
あの手この手を考えますが、全く釣果に結びつかずイライラと後悔がつのってきます(笑)
「家でゆっくりしておいたほうが良かったかも」
ハサミ虫
ボーっと竿先を見ながらアタリが出るのを待っていると、突然右腕にチクリと刺されたような痛みが走りました。
ヘッドライトを点灯させ、右腕を見るとかなり大きなハサミ虫が腕を噛んでいました。(正確にはお尻のハサミで腕を挟んでいました)
「ヒィィィー!!」
いつの間に腕までハサミ虫が登ってきたのか!?私の身体から美味しそうな匂いが出ているのか?
イヤー、ゴッキーよりはマシですが、あまり気持ちの良いものではありませんね。
鶏モモ肉
腹が減ってきましたので、晩メシの準備に取り掛かることにしました。いまだ釣果ゼロですが、気分転換には食事が良いかもしれません。
道中のスーパーで購入した鶏モモ肉を切っていきます。
メスティン
メスティンに洗い米1合と小さくカットした鶏モモ肉を投入。続けて水を適量入れ、最後に味付けをします。
味付け
今回はナンプラー(魚醤)と白出汁を混ぜたもので炊き込みご飯の味付けをします。いわゆる「タイ風蒸し鶏飯」を作ってみた…つもりですが、果たして上手く出来るか?
固形燃料
固形燃料に着火。今回は2個の燃料を使用しましたが、超激安で購入したものなのでガンガン使用しても痛くも痒くもありません(笑)。
米炊き中
風避けをセットしているので火力が安定しています。あとは固形燃料が燃え尽きたタイミングで継続加熱が必要か判断します。
豚肩ロースステーキ
道中に立ち寄ったスーパーで豚肩ロースステーキなるものを購入しました。どうせなら牛肉にすれば良かったのですが、ついつい貧乏性が出てしまい安価な豚肉をチョイスしてしまいました(笑)。
肩ロース
まずはフライパンで豚肉を焼いていきます。味付けはシンプルに塩とコショウのみにしようと考えていましたが、肉のパックにバターと醤油が付いていましたので、迷わずに投入しました。
乾杯!
本日は糖質オフビールを1缶だけ持参しました。
シュッパッとプルタブを開けてゴクゴク!
「イヤー、釣り場で飲むビールは最高ですな!」
肩ロース焼き
第一弾を食べ終わり、続けて第二弾を焼いていきます。
鶏肉焼き
一口サイズに切り分けた鶏モモ肉を追加投入。
うーん、肉ばかりだと腹がもたれる…。
ごはん完成!
メスティンを使用した「タイ風蒸し鶏飯」が完成しました。刻みネギを散らすとメチャ美味そうに見えます。
「美味いー!!」
ナンプラーと米、鶏肉が抜群の相性で、メチャ美味いです。
22:08異常なし
投げ竿には悲しくなる位に全くアタリがありません。
姫路の某釣具屋で購入した虫エサ(アオムシ)は鮮度が極端に悪く、ヘニョヘニョになる始末。マムシも1000円分を購入しましたが、量が半端なく少なく、あっという間に無くなりました(泣)
サビキもノーシグナル。
ひょっとして…と思い、太刀魚仕掛けにサバ身を付けて投入しましたが、こちらも全くアタリ無し。
ガシラ
仕掛けを回収するとガシラが付いていました。…が、すでに死んでしまっており、なんだか哀れさを感じる始末です。
「帰りたい…」
離島の為、翌朝の出船まで身動きができないので、粘って起死回生を狙うしかありません。
続きは後日に。
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