釣りとは無関係な内容です。
少し前に我流で車のバンパーを修理しました。昨年の12月に不注意でフロント右側をポールにぶつけてしまい、下部が割れ、少し凹んでしまいましたが、修理するのが億劫で約半年も放置していた状況でした。
梱包用の透明テープで仮修理をしていましたが、やはり気になりますので思い切って修理しようとなった訳です。
業者に修理を出せば、恐らく5万円以上はかかると思いますので、まずは自分でやってみることにしました。
事前にYouTubeである程度の学習をしていますので、一応の修理工程は頭に入っているはずですが、果たして上手くいくのか…。
まずはボンネットを開けるところから作業開始。
破損箇所です。内側に少し凹み、下部は割れてしまっています。
なんとかフロントバンパーを取り外すことができました。特殊なプラスチック製のネジがたくさんありましたので、しっかりと予習をしておいて良かったです。
横から見るとこんな感じです。素人にはバンパーを外すだけで一苦労…。力任せにやったつもりはありませんが、数個のプラスチックネジが破損してしまいました。
自宅に持ち帰って廊下にバンパーを置きましたが、やはりかなりデカイです(笑)。
バンパーを裏返し、破損箇所を確認しました。やはり亀裂が入っており、接着剤では修理できそうにありません。
ステンレスのメッシュシートです。カッコ良くメッシュシートと言いましたが、実は排水溝用のゴミ取り網を無理矢理分解してシート状にしただけです(笑)。
本当は100均で銅メッシュシートを購入するつもりだったのですが、あいにくどこにも売ってなかった為、やむを得ずにホームセンターで代替品を購入した次第です。
バンパーの裏側です。
割れた部分にメッシュシートを貼り付けていきます。
ハンダゴテを使用し、シートの上からバンパー本体裏側の樹脂を溶かしていく要領でメッシュシートとバンパーを接着していきます。
かなり時間がかかりましたが、かなりの強度で接着させることができました。
続けてメッシュシートの上にパテを盛ればさらに強度アップ。
表側をサンドペーパーでならしていきます。
凹み部分は内側から強く押すと、ある程度元に戻りましたので、こちらもパテ盛りがしやすいようにサンドペーパーで表面を均していきます。
次に補修用のバンパー専用パテを塗っていきます。なかなか手間がかかりますが、作業自体は楽しいので全く苦になりません。
パテを塗って、ペーパーがけし、又塗って…を繰り返していきます。
最初は荒めのペーパーを使用し、だんだんと目が細かいものに変えて表面を磨いていきます。
最後は磨き傷が分からない位まで仕上げ用の耐水ペーパーで処理。
キズまわりに塗料が付きやすいように耐水ペーパーで磨きを入れていきます。足つけというらしいですが、今回の修理にあたり、事前のYouTube学習で始めて知る作業でした。
続けてマスキングを実施。
シリコンオフスプレーを使用して油分を除去していきます。塗装面に油成分が残っていると、スプレーで塗装する際に小さなポツポツが塗装面に発生し、ボコボコした仕上がりになってしまいます。
いざ、塗装開始!
イヤー、やはり最大の難関、塗装はメチャ難しいです…。
何回もやり直し、結局3日かかってフィニッシュ。
見てくれはイマイチですが、まぁなんとか及第点を貰える?レベルの修理ができました。あくまで自己満足の世界ですが、修理に要した費用は3000円程でしたので、かなり出費を抑えることができました。
少しですがコツを掴めましたので、次はかなりレベルアップした仕上がりに出来ると思います。まぁ、修理を要する状況にならないに越したことはありませんが…(笑)。