はまちゃん釣り日記Ⅱ

釣りと料理ネタを中心に、日々のどうでもよい内容を気ままに書いています。スマートフォン用の表示画面より過去記事一覧を確認する場合は、ページ最下部からPC版へ表示を変更して頂き、ページの最下部をご覧下さい。

別れ

3/19(月)朝、父が他界しました。通夜、葬儀と嵐のような数日間が過ぎ、ほんの少しだけ心に余裕ができたので、今の心境を綴ります。

亡くなる1週間前、3/12(月)に父の容態が極端に悪くなり、私は仕事を休んで福岡から急遽実家の神戸に戻って病院に泊まっていました。血圧が下がり呼吸も極端に浅くなる、まさに死の一歩手前のような状況が何度か訪れましたが、その度に不屈の精神力で危機を脱すること数回。


危険な状態には変わりない中でも少し安定してきた様子でしたので、週末、私は福岡に戻って月曜後からの仕事に備えていました。今回、3/19(月)の朝に危篤の連絡を受けてから亡くなるまでは本当にあっという間だった為、臨終には立ち会えませんでしたが、病院に泊まった時に今までの感謝の意は父に十分に伝えていたので後悔はありません。伝えていたとは言うものの、呼びかけには一切反応しない状態で、意識があるのか無いのか分かりませんでしたが、子供の頃の思い出話をしていた際に目尻からスーッと涙が流れていったことからも恐らくはっきりと音声は聞こえており、内容も認識できていたのではないかと思います。

約2年間の闘病の中で、苦痛を伴う治療や副作用等、苦しい場面も多々あったと思いますが、最後は眠るようにして逝きました。



私は、幼少の頃よりずっと父の背中を見て育ってきました。子供を甘やかし過ぎと言われることも多かったと聞きますが、甘さでは無く、父からは溢れんばかりの愛情を注いでもらい、同時に厳しさも教えてもらいました。父には感謝しかありません。


「この場合、父であればどうするだろう?」
「今の行動を父が知ればどう思うだろう?」

私が物事を判断する基準は、父によるものがかなり大きいと思います。もちろん、私もエエ歳こいた大人ですので全て己の責任で物事を判断し行動していますが、それでもブレや間違いを起こさないように基本となる芯、というか軸が必要だと感じており、それが父親の背中だと思っております。


闘病生活も長く、又医師も驚くほどの生命力で、「余命数日」という状態が長かった為、かなりはっきりとした覚悟ができていたので、父が亡くなることに対してのショックはそれほどではありませんでしたが、やはり悲しみは大きい・・・・。


釣りをしばらく自粛しようかとも思いましたが、春の陽気に誘われて行ってみたほうが気晴らしになるかな。




「お父ちゃん、ワシを育ててくれてホンマにありがとう」




願わくば、私の釣った魚をアテにもう一度、親父と一緒に酒を飲みたいですね。









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