はまちゃん釣り日記Ⅱ

釣りと料理ネタを中心に、日々のどうでもよい内容を気ままに書いています。スマートフォン用の表示画面より過去記事一覧を確認する場合は、ページ最下部からPC版へ表示を変更して頂き、ページの最下部をご覧下さい。

長崎 野母崎へ船釣り出撃

2/1(土)、長崎は野母崎(長崎半島の先端)の沖で船釣りを楽しんできました。九州へ転勤してきてから、まもなく5年が経過しようとしています。そろそろ異動の内示が出て、九州をオサラバしないといけなくなる日が来るやもしれない為、思い残すことが無いようにしっかりと(釣りの)思い出を作っておかなければなりません(笑)。

 

さて、2/1当日は約1年ほど前まで同じ職場で働いていたT田さんと朝4時に合流し、博多を出発しました。道中のサービスエリアやコンビニに立ち寄りながらのんびりペースで長崎を目指し、6時過ぎに現地に到着しました。しばらくするとY船長が到着し、ほどなくNさんも到着。7時前に出船となりました。

 

ちなみにNさんも元々は私と同じ会社で働いていた方です。当時は私が関西で勤務し、Nさんは九州で勤務されていた為、仕事での直接の接点はありませんでしたが、(職位は遥か上の方なので)私から見ると雲の上のような存在でした。こうやって一緒に釣りを楽しむことができて光栄です。

 

 

朝日

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写真ではイマイチですが、綺麗な朝日でした。海は凪で、風は殆ど無い模様なので、今日は船酔いを気にせずのんびりと釣りが出来そうです。

 

前回、前々回の釣行の際にも(ブログ内で)説明したかもしれませんが、Y船長は(趣味の一環として)個人で船を所有されている方で、もともとは同行のNさんに紹介して頂き、お知り合いになった方です。いわゆる釣り船(客を乗せて料金を取る)ではありませんので、他の客に気を使う必要もありません。

 

T田さん
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操舵室で舵を取るのはT田さんです(笑)。と言うのは冗談で、すぐ隣にはY船長がいます。写真撮影後はいつものようにY船長が操舵してくれました。

 

 

釣り場着
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正面に見えるのは樺島(だと思います)で、今回はこの辺りで釣りをするとのことです。島の周りにはたくさんの磯釣りポイントがあり、瀬渡しで磯に上がっている釣り人も多数いました。上物のグレを始め、イシダイ、イシガキダイ等の底物も多く釣れそうです。根掛かり必至ですが、陸から投げ釣りをしても、さぞかし釣れそうですね〜。

 

 

釣り開始
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前回と同じく天秤ウキ流しの釣り方です。私は40号の棒ウキを使用しましたが、この棒ウキは120cm程の長さがありますので、慣れるまでは(仕掛け回収時等にハリスが絡んだりしました)なかなか扱いにくい代物です。ただ、ウキの扱いは慣れの問題なので慣れてしまえばノープロブレム。アタリが出ると、でかいウキがズボっと海中に入りますので非常に楽しい釣りです。

 

転勤の為に関西を出て早8年ですが、この8年間は殆ど船釣りをしていませんので、たまの船釣りはやはりテンションが上がりますね(笑)。

 

 

T田さん
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干底からの上潮を狙います。最初の内は潮が流れずにウキがゆっくりとしか沖に出ていきませんでしたが、時間の経過と共に潮が行くようになってきました。指示棚はウキ下30m程でしょうか?最初の流しでY船長にウキ止めをセットして頂き、しばらくはウキ下を変えずに様子を見ることにしました。

 

T田さんは初回流しからヒット!

 

上がってきたのは、たしか良型のイラ(笑)だったと思います。ベラ系のイラを嫌う釣り人も多く、リリースする方が大半?ですが、フライにすると美味いのでキープすることにしました。Y船長も、イラはフライにすると絶品と太鼓判を押してくれました。

 

私にもヒット!

 

残念ながら写真はありませんが、ラッキーなことに最初から40cm強の綺麗な真鯛が釣れました。幸先良く真鯛が釣れたので、とりあえずボウズは逃れることができました。T田さんもアコウを釣り上げてご満悦。

 

Y船長もNさんも、「ゲストに釣りをしてもらえば良い」と竿を最後まで出されませんでした。潮の状況からウキ流しは2名が限界ということもあったのかも知れませんが、なんとも恐縮です…。

 

ポイントに到着するまではベタ凪だと思っていましたが一転し、かなりのウネリになってきました。風は無いので波は立ってないのですが、ウネリが酷くて船が大きく揺れるので、出来るだけ遠くを見て手元ばかりを見ないようにしました。手元ばかりを見ていると船酔いしてしまいます。

 

 

獲物
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真鯛とアコウ、イラがポツポツと釣れてきます。イサキが釣れているとの前情報でしたが、この日はイサキは食ってきませんでした。根魚が釣れてくるので、タナは底を少し切る程度だったと思いますが、上物狙いでタナを上げすぎると何も釣れなくなる可能性があるので、安易にウキ下を変えることはせずにこのまま粘ってみることにしました。

 

アコウ、イラ、マダイ…という感じで大物は出ませんでしたが、そこそこ釣れてなかなか楽しい時間が過ぎていきます。

 

しばらくはタナ変えずにやっていましたが、仕掛けが根に掛かるようになってきた為、思いきって5m程ウキ下を上げました(短くしました)ら、気持ち良いアタリが出てウキが海中に入りました。

 

真鯛
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巻いてくると、なかなかの引きでした。ネットですくってもらったのは良型のマダイでした。

 

写真は釣り終了後のものですが、綺麗な魚体で体高もありました。自宅で計測すると、50cmチョイでした。刺身で食べて丁度美味いサイズですね。

 

この良型マダイを釣り上げた後、会心のアタリが出ました。今日一番の引きで姿を見せたのは推定4kg〜5kgのヒラマサでした。(実際には取り込み時にY船長だけが魚体を見ました)

 

あと少しで捕獲できそうでしたが、取り込みの際に最後の最後で横走りし、ついには6号ハリスを簡単に切って逃げてしまいました。どうやら船のスクリューにハリスが擦れて切れてしまった模様です。残念ですが、こればかりは仕方がありません。前回のブリ脱走と言い、青物にはツキがありません(笑)。

 

飽きない程度に魚が釣れ、大変楽しかったのですが、満潮の潮止まりが近づくにつれて潮が動かなくなってきました。当然、魚の食いも悪くなり、後半はほぼノーフィッシュでした。でも非常に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 

ポイント移動をしようと船のアンカーを引き上げる際、鎖から切れてしまうハプニングが発生したことと、強いウネリによる船酔い者が出たこともあり、早めに釣りを終えてウネリの無い湾内に避難することにしました。

 

神経締め
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これをやるとやらないのでは鮮度に雲泥の差が出ます。1匹1匹丁寧に締めてくれたY船長、ありがとうございました!

 

 

 

釣果
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短時間ではありましたが、なかなかの釣果でした。写真にはありませんが、他に大きなイラが7匹釣れました。

 

撤収

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12時半頃に納竿としました。ウネリが酷かったので近くの漁港に船を移動させ、釣れた魚の処理をして頂き、14時過ぎには元の港に向けて出船。15時には車で博多へ目指し帰途につきました。

 

イヤ〜、楽しい釣りで良い思い出ができました。Y船長、Nさん、T田さん、ありがとうございました!

 

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