はまちゃん釣り日記Ⅱ

釣りと料理ネタを中心に、日々のどうでもよい内容を気ままに書いています。スマートフォン用の表示画面より過去記事一覧を確認する場合は、ページ最下部からPC版へ表示を変更して頂き、ページの最下部をご覧下さい。

淡路島 炬口漁港にて夜釣り

暑い日が続きますね〜。気温が35℃を超える日も珍しくなく、屋外に出るとなんとも言えない「モワッ」とした熱気を感じます。鼻から肺に入る空気が熱く感じ、外を歩いているだけで汗を大量にかいてしまう状況なので、こまめな水分補給をして熱中症の予防をしなければなりませんね。

 

さて、先日8月13日(木)の夜から翌日の朝まで淡路島の炬口(たけのくち)漁港で夜釣りをしてきました。自宅近所に住む義理妹家族も同行しましたので、簡易テント2基、35リットルクーラーに酒類含む飲料満載、竿は念の為15本持参しました。太刀魚が釣れ始めているのではと思い、ソフトルアー系も用意しました。

 

今回はあえて写真を撮りませんでしたので、文章だけになりますがご容赦ください。

 

お盆とは言え、平日でしたので嫁さんも義理妹も仕事があり、なんだかんだで出発は17時過ぎとなりました。理想は16時頃に現地に着き、テントを設営した後でビールで乾杯、時合い少し前から釣りを開始…という流れですが、まぁ何とかなるでしょう。最悪ボウズでも構いません、子供達が楽しめるならばOKです。

 

洲本インターで高速道路を降りればよかったのですが、淡路インターで降りてエサピチ〜スーパーマルナカ〜28号線をひたすら南下のルートで現地に向かいましたので、炬口漁港に到着したのは20時を回っていました。

 

駐車場に続く道路脇にはびっしりと駐車された車が並んでおり、かなりの人出が予想されましたが、幸いにも駐車場には2台の空きスペースがあったのでなんとか車を停めることができました。クソ重い荷物を手分けして波止まで運び、「さて、あとはノンビリ」といきたいところでしたが、世間はお盆休みということもあり、入るスペースが無いほどの混みようです。まさかこれ程の混みようとは予想していませんでしたので、場所変えも考えましたが時間ロスを考慮して初志貫徹することとしました。

 

釣り座を確保できない為、とりあえずは荷物を波止の空いた場所(内海側)に置いて晩飯を食います。殆どがスーパーの惣菜ですが、星空を見ながら屋外で食べるのでメチャ美味い!

 

ビールもキンキンに冷えており、最高ですな。

 

しばらくすると家族連れが退散し始めました。泊まりで釣りをされる家族連れは少ないと判断していましたが、読み通りに波止にスペースが出来てきました。どうせ入るならコーナー付近の(いわゆる一級ポイント)近くが良いと思っていましたが、運良く家族連れが撤収しましたのでコーナーより少し右側に陣取ることに成功しました。

 

太刀魚はチラホラと釣れている様子でしたので、急いで浮き仕掛けをセットし釣りを開始しました。波止には等間隔で釣り人が入り、ルアー釣り、浮き釣りで太刀魚を狙っています。子供達には飛ばしウキを用いたサビキ釣りをさせてあげたかったのですが、ずらっと並んだ釣り人達とオマツリをしてしまうのは必至でしたので少し我慢をしてもらいました。

 

キビナゴをエサにした太刀魚の浮き釣りは、かれこれ10年振り位ですが、いっとき太刀魚釣りにハマり、毎週のように半夜釣りで武庫川一文字に通っていた時期がありましたので、ウデは落ちていない(落ちるほど上手くない…という方が正しい)と思います。

 

ルアーでバンバン釣れる時間帯は過ぎてしまっており、殆どの方が浮き釣りです。ただ、周りで釣れている方はほぼゼロ…。持参したケミホタルはいつも(…と言ってもはるか昔ですが)使用している物よりワンサイズ小さかったのですが、使い古しのアタッチメント(U字型プラスチックタイプで、こちらはいつものサイズ)に無理矢理装着した為に第一投でぶっ飛んでいきました。なんとも恥ずかしい…。

 

気を取り直してチューブタイプのアタッチメントを使用(使いにくい)して仕掛けを作り直し、浮き釣りを再開しました。

 

アタリが出ないので、ワイヤーハリスを1本追加して2本鉤にチェンジ。キビナゴを水平にセットして誘いをかけ続けるとようやくアタリが出ました。太刀魚はなかなかエサを食い込まないので、いわゆる本アタリが出るまではじっと我慢…。竿を少し立てて糸フケを取りつつ、合わせのタイミングを見計らいます。エサを食い込んで反転したのか、グッと引き込むアタリが出ましたので、間髪入れずこちらも竿をゆっくり煽って合わせを入れました…が、スカッと空を切る感じで鉤掛かりしませんでした。エサのキビナゴは頭だけが残り、あとは食われていました。

 

竿を少し立てて元に戻す誘いをすると、食いが格段に上がり、アタリが連発するようになりました。電気浮きが水中に入り、ニジニジしている様がなんともいえませんね〜。太刀魚の浮き釣りのドキドキする瞬間です。

 

数度目のアタリでようやくフッキングに成功しました。…が、指3本のベルトサイズにガッカリ。時期的に波止からの太刀魚はまだまだサイズが小さいのか、食いも渋く掛かりも悪い模様です。

 

ブシュー!

 

モゾモゾとしたアタリに合わせを入れると鉤掛かりしました。上がってきたのはケンサキイカでした。キビナゴの後頭部をかじられることが多かった為、イカがいるのは分かっていましたが、鉤掛かりするとは思っていませんでしたので、コイツは嬉しいゲストです。イカの掛け鉤があれば数釣りができるかもしれませんね。

 

アタリは出るものの鉤掛かりしない状況が続く中、久しぶりに明確なアタリが出ました。太刀魚がエサを食って走っている様子です。経験上、横に走る太刀魚はサイズがイマイチの先が多いですが、合わせを入れようと竿を立てた瞬間、プチッと糸を切られた感触が竿越しに伝わってきました。ハリスはワイヤーなのでよほどのことがない限り切れることはありませんが、今回はなんと道糸が何かに切られてしまいました。電気ウキ以下先が潮に流されていってしまい、ここでやる気がなくなりました。

 

時刻は0時過ぎ。ビールを飲んで波止に寝っ転がり、あっという間に眠りに落ちてしまいました。私以外は簡易テントで就寝しましたが、風が止んでからは少し暑かったみたいです。

 

翌朝は4時頃に起きて釣りを再開しました。かなりの人出でしたが、なんとか子供達が投げるスペースは確保できていた為、ウキサビキ釣りをして楽しんでもらいました。朝マズメでは太刀魚のアタリは皆無で、ソフトルアーを使用したワインド釣りをしてみましたが全くダメでした。波止中で見る限りは誰も釣れていませんでしたので、回遊自体が無かったと思われます。

 

義理妹が5時過ぎに25cm殆の良型アジをサビキでゲット。私にも同サイズがヒット。時間の経過と共にサイズダウンしていき、サバも混じるようになりましたが子供達は大はしゃぎで、なかなか釣りを楽しめた様子でした。

 

日差しが強くなる前(7時半頃)にテントを畳んで撤収しましたが、朝マズメはやはり釣れますね。短時間でしたが、サビキ釣りではアジ、サバを50匹程釣ることができました。皆が釣っている間、私は魚の頭と内臓を取って下処理を完了させ、キンキンに冷えたクーラーボックスに入れておきました。

 

この後、西淡まで車を走らせて尾崎の海岸で海水浴(子供達と義理妹の旦那だけ)を楽しみ、帰路につきました。釣果は太刀魚1匹、サバとアジが50匹程、ケンサキイカ1杯でした。

 

たまには大人数での釣りも楽しいですね。ただ、やはり裏方に回ることも多くて自分の釣りが出来ない(やっても釣れませんが…)ので、当初よりホスト役に徹する意気込みがないと疲れるだけになってしまいます。子供達も釣りを楽しめた様子で良かったですし、満天の星空の下で食べる料理はたとえスーパーのセール品の惣菜でも美味いに決まってます。総括すると非常に有意義な時間を過ごすことが出来て、大変満足できました。

 

子供達は流れ星をたくさん見たと言っていますが、私はゼロでした。今回、「超大物が釣れますように!」と言う願いは流れ星には届きませんでしたが、次回(来週)は分散して取得した夏季休暇の後半で単独夜釣りをする予定がありますので、そちらで願いが叶うと良いですね〜。

 

「星に願いを」?と思った方はなかなかの老齢(笑)ですな。

 

 

 

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