先日の4連休の初日、若狭で船釣りを楽しんできました。先週から連続での船釣り出撃となりましたが、釣り以外では殆ど小遣いを使わないので、なんとかやりくりして費用を捻出しました(笑)。
今回お世話になったのは「松福丸」さん。直近の釣果を見ると、剣先イカがウハウハ状態です。ただ、だんだんと満月に近づきつつある状態ですので、イカが散ってしまう懸念はありますが、最低でも30杯は軽く釣れるだろうと余裕をぶっこいて船に乗り込みました。
出船!
いつもながら、出船時は期待感マックス!
風もウネリも無く、絶好の釣り日和です。14時半出船で、まずはアジを狙い、日暮れからイカ狙いとなりますが、猛暑の日中を避けての釣りですので、多少の暑さも気になりません。
Mさん
ピースサインをしているのは同行者のMさんです。大物が掛かっても大声を出さず、黙々と釣りを続ける印象がある方です。
原発
港を出船してしばらくすると、進行方向左側に原子力発電所が見えてきました。大飯原発だと思いますが、個人的に原発は静かにクリーンな電力を生み出しているイメージです。ただ、万が一の事故が発生した場合のことを考えると、やはり非常に恐ろしさを感じます。
移動
漁港からポイントを目指して船を走らせます。なかなかの日差しで、夏真っ盛りです。紫外線による肌ダメージをなんとか下げるべく、持参した日焼け止めを顔、首、腕に塗りたくります。
14時半出船とはいえ、ナメてると日焼けでエライ目にあいます…。
移動
さーて、いよいよアジ狙いのポイントに到着しそうです。デカアジが10匹釣れれば最高なのですが、果たして海の様子はどうか⁈
アジ狙い
「一回やってみて〜」という船頭さんの声を受け、皆さん仕掛けを投入していきます。基本はアジ狙いの胴付き仕掛けですが、仕掛けの長さは人それぞれでした。
とりあえずは10m程のスキン付き胴付き仕掛けをチョイスし、コマセカゴはサブマリンタイプ、オモリは60号としました。付けエサはオキアミ、コマセはアミエビとしました。
オモリが着底しましたので2〜3mほど底を切り、竿をあおってコマセを撒きます。更に棚を少し上げてアタリを待っていると…。
「ゴンゴン!!」
竿先が気持ちよく引き込まれ、アジっぽいアタリが出ました。口切れしないように、ゆっくりと仕掛けを回収します。隣の方(Kさん)にタモを用意してもらい、デカアジが上がってくることを期待していましたが…。
なんと痛恨の針ハズレ!バラしてしまいました。なんとも情けない。
タックル
ダイワ社のアナリスター真鯛とシーボーグ300の組み合わせです。前回おかしかったリールの棚表示ですが、今回はきちんとした表示に戻っていました。多分、私がリセットボタンを不用意に長押ししたのが原因だった?と思います。
船べり
仕掛けが長く、ハリスも50cmありますので、仕掛けが絡まないように磁石マットを使用します。仕掛けを投入し、少し底を切ってからしゃくってコマセを撒き、少し棚を上げてステイするとアタリは出ますが、どうも乗りが悪い…。
当初はこの感じだと楽勝と思いましたが、結果から言うと船中でアジは数匹しか上がらず、同行者の中ではレジェンドHさんが2匹(だったと思います)のみ。あとはレンコダイ、ウマヅラハギがポツポツといった感じで、今ひとつの釣果でした。
夕方チックに…
アジを求めて数回ポイントを移動し、最後はイカポイントまでかなり船を走らせました。太陽を見るとかなり夕方チックになっていました。思うようにアジ、タイが釣れずに焦りますが、日暮れからはケンサキイカが爆釣するので「まぁええか…でもやはりデカアジは釣りたいなぁ〜」というところが本音です。
レンコダイ
良型のレンコダイが釣れましたが、やはり個人的にはアジのほうが良いですね。写真はありませんが、次に釣れたレンコダイを締めていた際にエラ?かウロコ?で左手の親指をかなり深く切ってしまい、血が止まらなくなりました。
絆創膏を忘れてきましたので、仕方なく輪ゴムを親指の付け根に巻いて止血を試みますが、それでもなかなか血が止まりません。魚は少ししか釣れてませんが、持参したタオルは血だらけで真っ赤です。タオルだけみると、いかにも大量に釣れた魚から出た血みたいに見えますね〜(笑)。
夕日
本格的に夕暮れになってきました。周りはアジ狙いを辞めて、イカ仕掛けにチェンジし始めました。
なんとかアジが欲しかったので、左親指からは相変わらず出血したまま、なんとか粘ってみましたがアタリはありません。
イカ釣り開始
同行者のKさんです。イカ専用のスッテマットを用意し、スッテ仕掛けにチェンジしています。さて、本名のイカは釣れるか…。
アタリよ出ろ!
18mのスッテ仕掛けに変更し、ケンサキイカを狙います。赤黄コンビ色のスッテが良くアタリが出るとの前情報でしたので、8つのスッテの内2つは赤黄色としました。
イカ狙い
皆さん、仕掛けをゆっくり落としていき、着底後はデッドスローで道糸を巻いていきます。水深は60mチョイで、アタリが出る棚は当初は40m位でしたが、時間の経過と共に少しずつ上ずり、5mで食ってくることもありました。
とりあえず…
とりあえずは3杯ゲットです。なかなか綺麗なケンサキイカですね。
バンバン連で掛かってくると思いきや、なかなか上手く乗りません。しかも回収の時に身切れでバラしてしまう等、下手くそさが出てしまい、なかなか数が伸びませんね〜。
Mさん
隣のMさんも順調にイカを釣り上げています。なかなかのサイズを含め、25杯前後は釣られていたのではないでしょうか。
親指から出血したまま釣りを続行しました。リールや竿にまで血がついてしまい、かなり釣り辛かったのですが、22時頃にやっと血が止まりました。
23時半頃にストップフィッシングとなりましたが、今回も悔いが残る釣果となりました。写真はありませんが、私のイカ釣果は15杯…。レジェンドHさんは40杯近く釣り上げていたと思います。
今回は出血のアクシデントがあったせいもあり、思うように釣果は伸びませんでした。ただ、レジェンドより助言をいただきましたので、次回はマシな釣果が出せそうです。
レンコ鯛数匹、ケンサキイカ15杯の悔いが残る釣果でしたが、釣り自体は非常に楽しかったです。
次は久しぶりに投げ釣りに行きますか!